2009年07月07日

高速道路のラブレター

あの日、見覚えのある車がバックミラーに映った。

胸が痛んだ、
この痛みは何だ?

もう僕のことは忘れてくれと言い、
君にも二度と会わないつもりでいたのに。

思わずスピードをゆるめた僕の車を
スピードを上げて君が追い抜いていく。

みるみる小さくなる君の車を見ているうちに
知らず知らずにアクセルを踏み込んでいた。

追い抜くときに泣き顔の君と目があった
頭が真っ白になって、何も考えずに君の車を追いかけて
スピードメーターはレッドゾーンだ。

追いついた僕を振り切るように君の車は高速をおりる、
そして、右と左に僕らの車は離れた。

ハンドルをきったのは僕のほうだ
でも君を嫌いになったわけじゃない、
重たい荷物を背負って、
今にも沈みそうな僕の道ずれにしたくなかっただけなんだ。

最愛の君を、不幸にしたくなかった
そのことだけは、わかってほしい。

泣いてる君の車を止めて、この胸に抱き寄せたかった。
いつまでも一緒にいたかった。

愛している・・




posted by プラチナ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 渡せなかったラブレター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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