最近、年齢の高い方たちの間で
事実婚という結婚の形が増えています。
婚姻届を出さないで、一緒に暮らすという点は
同棲と変わらないようですが、
いったい何が違うのでしょうか。
同棲は、一緒に暮らそうか?とか
なんとなく一緒に暮らし始めてしまうパターンが多いですし、
周囲にも、わざわざ同棲宣言や同棲発表はしないでしょう。
その点、事実婚の場合は、結婚と同じように
結婚式や披露宴をしたり、
親戚や周りの人に「結婚しました」と発表します。
違うのは籍を入れないだけで
世帯主も、どちらか片方になるでしょう。
結婚指輪もしているかもしれません。
法律的には、いわゆる内縁の夫とか妻になるのでしょうね。
でも、「私たちは内縁の夫婦です。」というのは
事情があって籍が入れられないという感じがして
あまり良いイメージがありませんが、
「私たちは事実婚の夫婦です。」というのは、
籍を入れないことを、わざわざ選んでいるという
はっきりとした二人の意思が感じられます。
子供が出来たらどうするのかという問題はありますね。
同棲の場合は、子供が出来たら
籍を入れるのが普通なので、プレ結婚でしょうか。
だめなら簡単に同棲を解消するから
お試し結婚かもしれません。
事実婚は結婚しているのですから
別れるときは、やはり離婚というのでしょうね。
以前にこのブログでご紹介しましたが
フランスのバクス婚のような、結婚と同棲の中間のようなものが
日本にもあっても良いのではないでしょうか。
若い世代には同棲が増え続け
上の世代には事実婚が増えて
戸籍上の結婚が少数派になる日が来るのかもしれません。
どちらにしても、良きパートナーをみつけて
幸せな時間を過ごしたいですね。
2010年12月18日
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